-安定性をみる-

次に有価証券報告書から計算できる、安定性についての比率を紹介します。

流動比率

流動比率は支払能力をチェックする比率です。この比率は業種の特色はあまり現れません。目標値は150以上ですが、200あれば満足といえます。この比率は以下のような計算式で計算できます。



当座比率
当座比率は支払能力を厳しく見る比率です。別名acid test(酸性テスト)と呼ばれることもあります。目標値は100です。ただし電力会社などキャッシュで商売している企業にとっては関係無い場合があります。この比率は以下のような計算式で計算できます。

自己資本比率
総資本の中の自己資本のポジションを見る比率です。目標値は40以上なのですが、60くらいが理想です。この比率には業種の特色はあまり現れません。

固定比率
固定資産への投資の妥当性をみる比率になります。目標値は100以下です。

長期適合率
安全性をみる比率になります。目標値は100以下です。

含み余力
会社の含み資産の分析をする数字です。製造業では38.29、非製造業では151.20が目標値です。

含み余力(%)=固定比率(%)-長期適合率(%)

長期負債/税引利益倍率

長期負債を税引利益で返済するとしたら何年で完済出来るかを表す比率です。企業の債務返済能力を知ることが出来ます。